パワーハラスメント

ある意味、悲しいことでもありますが、セクハラという言葉も定着しつつある昨今ですが、最近では「パワハラ」という言葉も耳にする事が増えてきています。

正式には、パワー・ハラスメントという和製英語の略で、英語ではブリー(Bully)という表現が一般的に使われるそうです。
そもそもパワハラとは、上司が部下に言葉や態度による暴力を振るったり、できもしない執拗な要求で精神的に苦痛を与えることを指すのですが、問題となる部分は、上司にとって部下に精神的苦痛を与えることが「目的化」しているという状態がこういった現象を呼んでいます。

つまり、平たく言うならば形として権力を笠にした「いじめ」という事なのです。

しかし、バックボーンがあるために、それは「指導育成」や「業務上の命令」という形になっておると認識されがちで、表面化しにくいことがポイントです。
終身雇用の崩壊した昨今では、更に追い討ちをかけるように「我慢していれば何とかなる」という精神状態から「もしかしたら、このままクビになってしまうかも」という焦燥感にも似た感情までも抱かせてしまうことにも繋がってしまい、更に追い詰められていくという事もあるようです。

過去にも判例が無く、現在もそういった案件を受けてくれる専門家も少ない現状であり、深刻な問題の一つとしてあげられます。


難しい事ではありますが、まずは「上司から」そして「部下から」お互いが歩み寄れるような職場環境を作ることが、何よりも予防策の一つではないでしょうか。
話しやすい環境を作る、そして相談相手にしっかりと相談する。
細かな事かもしれませんが、職場においての環境作り、進めてみるのはいかがでしょうか?


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