ポジティブとネガティブ

物事に取り組む姿勢や、人との対話で意見を求められた際などによく出る言葉に「ポジティブ」と「ネガティブ」という言葉があります。

いわゆる「ポジティブ」とは、簡単に噛み砕いて言うならばプラス指向な考察であり、その逆が「ネガティブ」という事になります。
そのどちらも、どんな人間でも持っているものであり、ビジネスにおいてはどちらも必要な物であります。

例えば新商品を発案する際の発想は、最初は豊かにたくさんの意見を出していかなければ良い物は出来ません。
消費者に受け入れてもらえるように一生懸命にプラス思考を繰り返し、自分が良いと思ったものを出していくそれを「ポジティブシンキング」と言います。

そしてそれと同時に行っていかなければいけないのが、採算性や時代の流れを考えていくマイナスな考え方です。
しっかりとした生産性や、様々なトラブルへの対処・対策を考えていく、つまりそれは自分らが生み出した物を徹底的にこき下ろす「ネガティブシュミレーション」なのです。

ポジティブな意見を出している傍からネガティブに否定されると、ポジティブな意見も消えてしまう可能性があります。
ネガティブな意見ばかりでは、何も生まれません。
両社は対極にあり、非常に取り扱いの難しい物です。
しかし、それを上手く使い分ける事によって、より良い素晴らしい物が完成します。

今、自分は「ポジティブ」なのか「ネガティブ」なのか。
しっかりと自分のスタンスを見極めた発言をしていきたいですね。

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