現物出資

いざ、会社を興すとき、人材や人脈等の人的な要素もモチロン重要ですが、何よりもまず資金が重要となります。
株式会社や有限会社が、今度の新会社法によって、大きな変化を遂げ、資本金の枠も大幅に緩和されるというお話もあります。
しかし、どちらにしても資本金の高は、多いに越したことはありません。

そんな中で、ちょっとマイナーな「現物出資」について、今日はお話をしたいと思います。

「現物出資」とは、「株式の発行価額」に相当する「金銭以外の財産」を資本金として算出・出資して、「株式」を取得することです。
会社に対する貸付金(会社から見れば借入金)も現物出資することが可能です。
ちょっと変化した形としては「借入金の資本組入れ」というものもあり、こちらは会社に対する貸付金(会社から見れば借入金)を現物出資することです。

例えば、土地や建物などの不動産関係を現物出資としての算出を認められた例や、業種に関わる専門的で高額な機材(輪転機やボイラー)なども認められた例があるようです。
かといって何でも良いわけではなく、やはり当然ですが、業務に関わり必要となるものが多いようです。

その他にも、限度額や様々な規制がありますので、詳しくは専門の先生にご相談下さい。

先日より、書楽.netにて「株式会社定款」「確認株式会社定款」ならびに「現物出資(定款別表)」の書類を追加致しました。
定款と一緒に現物出資の別表をダウンロードして頂ければ、今回のようなケースでも利用が可能です。
どうぞお気軽にご利用ください。


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